Saturday, September 26, 2009

1から始めるMainStage(第2回)

1から始めるMainStage(第1回)に続いて、4つのモードについてチェックして
いきたいと思います。

「編集」の次は「レイアウト」です。

■レイアウトモードとは?

Commandキー+1で「レイアウト」モード画面に切り替えてみます。



レイアウトモードでは、演奏の際に使用される「ワークスペース」のレイアウトを編集
することができます。

MainStage にあらかじめ用意されている、様々なコントロールを貼付けて、
大きさを変えたり、場所を動かしたりして、最適なレイアウトを作って行きます。

演奏中に変化を加えたいパラメータや、フィジカルMIDIコントローラがあれば
それを考えながらレイアウトを最適化していくのでしょうね。

またレイアウトモードでは、スクリーンコントロールと物理的なMIDIコントローラ
との関連付けを行うことができます。
これを「コントローラアサインメント」と呼ぶそうです。

それでは、レイアウト画面の中身をチェックしていきましょう!

■スクリーン・コントロール・パレット

まずは画面の一番下にあるスクリーン・コントロール・パレットから見ていきます。

それぞれの特徴から3つのタブに分類されています。

・シェルフコントロール:5個



シェルフ(棚)の上に置くコントロールということで、見えない棚があるんですね(^ ^;
ここに設置すると3Dで立体的に表示されます。
キーボード関係のコントロール等の立体的な物体がこれに該当するようです。

見えない棚はクリックすることで現れました!
名前は「設置ガイド」だそうです。ドラッグで位置や幅を多少変更できるようです。



・パネルコントロール:17個



パネルというぐらいですから平面に付けるコントロールということですかね。
つまみやフェーダー、メーター類がこれに該当します。
シェルフコントロールの上に置くと、下にもぐってしまうので置けません。

・グループ化コントロール:38個



つまみの横に8とか9という数字が表示されていますよね。
この数分のつまみが予めグルーピングされているというものです。

これらは、上のワークスペース画面にドラッグ&ドロップして設置します。

■ワークスペース

編集でも出てきたワークスペース画面です。

「レイアウト」ウィンドウと呼ぶべきなのでしょうかね(^ ^;
「編集」では「ワークスペース」という名前でした。
マニュアルにもワークスペースという言葉が出てくるし・・・
うーん、やっぱり「ワークスペース」で統一します。私が決めることじゃないけど(笑



コントロールをパレットからドラッグ&ドロップして綺麗にレイアウトする場所です。

綺麗にレイアウトする為に、上のスクリーンショットの左端にある整列、均等配置、
グループ化のツールボタンを活用すると作業が楽になります。
それぞれのボタンの上にしばらくマウスのポインタを置いていると名前が表示されます。

また、Shiftキーで複数のコントロールを選択して controlキーを押しながらクリック
すると、整列等のメニューが表示されるので、もしかしたらこちらの方が楽かも
しれませんね。



■スクリーン・コントロール・インスペクタ

私の環境ではこのウィンドウがデフォルトで表示されていませんでした・・・
そういうものなのですかね。

なので、Commandキー+5 か、メニューから表示させましょう。

   

「編集」と異なって、「レイアウト」ではインスペクタが左に表示されるのですね。
ワークスペース画面でコントロールをクリックすると、そのコントロールに対応する
パラメータが表示されます。

物理的なMIDIコントローラやキーボード等との関連付けやパラメータの設定も
ここで行うことができます。

ここまでザーッと「レイアウト」見てきましたが、いかがでしょう?

1コンサートに1レイアウトということで、複雑な構成のライブだと結構考えて
最適なレイアウトを作る必要がありそうです。

一方で1コンサートで複数のレイアウトを持てたとしても、作ったり管理したり
するのが大変そうなので、1コンサートの方が扱いやすいのかもしれません。

前回も触れましたが、「スクリーンコントロール」の各コントロールと機能との
マッピングはパッチ単位でも変更できるので、ここはアイデア勝負です(^ ^)

■演奏、フルスクリーンモード

今度は「演奏」モードに切り替えてみます。

Commandキー+3ですね。

設定や準備が終わって、実際に演奏する時にはこのモードに切り替えて使用します。
パッチを切り替えたり、スクリーンコントロールでパラメータを変更したり・・・

Commandキー+4で「フルスクリーン」モードにすることで、メニューバーも
ツールバーも隠れて「ワークスペース」だけになります。

Mac という汎用的なコンピュータではなくて、MainStageという新しい楽器ですね
コントロールも大きく表示されるし演奏やパフォーマンスに集中!という感じです(^ ^)

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さぁ!

次回からは仮想ミニコンサートのための、自分なりのMainStageコンサートを1から
作ってみたいと思います。

果たしてボロボロにならずに最後まで到達できるのでしょうか(- -;

暖かく見守ってくださいませ。

2 comments:

  1. 最近、mainstage2を購入したのですが、使い方が全然分からずこのHPにたどり着き、非常に分かりやすく「助かった〜」と思っています!
    「1から始めるMainStage」の第三回以降がとても気になるのですが、投稿のご予定はないでしょうか?
    投稿して頂けたら非常に嬉しいです!
    マニュアルが不親切で・・・(^^;

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  2. コメントありがとうございます。
    お役に立てて良かったです!
    3回以降もご期待頂いてありがとうございます(^ ^;
    最近全然書けていなくて・・・・
    また頑張って書いてみますので、たまに覗いてみてください。

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