クォンタイズはリズムがそろっていない音を、特定のタイミングに
揃えてくれるので、僕のようなアマチュアの音楽制作をとても
身近にしてくれました。
使い方によっては、無機質なグルーブ感の無いものになってしまうので
使い方によっては、無機質なグルーブ感の無いものになってしまうので
要注意です。
■リージョンベースのクォンタイズ
リージョンはトラック上の一つの演奏の固まりみたいなもので、
正確にはオーディオリージョンとMIDIリージョンで微妙に異なって
いるようですし、リージョンの分割や統合もできるので、正しい
言い方ではないですが、最初はシンプルに。
録音後のひとつのトラックには、ひとつもしくは複数のリージョンが
また、そもそも演奏が大きくずれていると、クォンタイズは万能では
ないので、意図していないタイミングに音が揃ってしまうこともあります。
ないので、意図していないタイミングに音が揃ってしまうこともあります。
でも最近のソフトはすごいですね。
かゆいところに手が届くクォンタイズができるのです!
かゆいところに手が届くクォンタイズができるのです!
■リージョンベースのクォンタイズ
リージョンはトラック上の一つの演奏の固まりみたいなもので、
誤解を恐れずに言えば、録音開始から停止までの演奏を指しています。
正確にはオーディオリージョンとMIDIリージョンで微妙に異なって
いるようですし、リージョンの分割や統合もできるので、正しい
言い方ではないですが、最初はシンプルに。
録音後のひとつのトラックには、ひとつもしくは複数のリージョンが
存在することになります。
そうすると、左上にあるインスペクタにリージョンの情報が表示されます。
また、一番上の「クオンタイズ」のオフ(3840)となっているパラメータを
クリックするとクォンタイズの候補が表示されます。
クリックするとクォンタイズの候補が表示されます。
最初はオフですので、クォンタイズが掛からない状態ですね。
パラメータの項目には、いくつかのパターンがありますが、大体以下のような
考え方になります。
考え方になります。
1/16音符: 16分音符のグリッドに揃えます
8と12: 8分音符と3連8分音符の混合に揃えます
8F: 8分音符でスゥイングします(2番目の音が少し遅れます)
AからFに向かって遅れる度合いが大きくなります
他にも有効なパラメータがあります。
Q-強さ: 100%だと完全にグリッドに揃えるのですが、0%に向かって
元の位置に近づきます。元の演奏の雰囲気を残すことも
できるのですね。
Q-レンジ: 指定されたレンジを超えた音だけがクォンタイズされるという
優れものです。元の感じを残したまま、ミストーンだけを
揃えてくれます。
この2つをうまく設定することで、グルーブを残したまま音を揃える
ことができるようですが、理解するには実際に色々値を変えて試してみるのが
一番ですね。
頭にQ-が付いているのがクォンタイズについてのパラメータのようなので
他のパラメータも試してみてください。
■非破壊編集、破壊編集
この方法では、クォンタイズをオフに戻せば、元の演奏の位置に戻るので
非破壊編集ということになります。
非破壊編集ということになります。
元の演奏を常に残しておけるので、トライ&エラーができるのが良いですね。
一方で、戻す必要がなく、演奏として固めたい場合や、同じリージョンに
重ね取りする場合などでは破壊編集を適用することができます。
前述のクォンタイズを実施した後、該当のリージョンが選択されている状態
で、アレンジウィンドウ上部の「MIDI」から「リージョンパラメータ」
更に下の「クオンタイズに破壊編集を適用」を選択することで、クォンタイズ
こうすると、パラメータをオフにしても元にもどらないので、元に戻す
ためには破壊編集そのものをUndoする必要があるわけです。
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クォンタイズでは、リージョン単位ではなくて、音単位でクォンタイズを
コントロールしたいことがありますよね。
そんな時の方法については次回に!