Friday, April 10, 2009

録音開始!初日(リアルタイム録音−3)

またまた前回に引き続いて、リアルタイム録音での参考になりそうな
ポイントをお話します。

今日はMIDIの録音についてです。

■録音

オーディオと同じように、トラックヘッダで「R」の録音をクリック
して録音をスタート。

MIDIリージョンが作成されました。


演奏がうまくいかなかったので頭に戻って(Return key)再度録音・・・


前のリージョン(テイク)が残ったまま、新しいリージョンが上位に
作成されてしまいました。ですので両方の音が聞こえます。

こういう場合は不要なリージョンを削除してから録音するのでしょうか?

■プロジェクト設定

プロジェクト設定に大事な設定がありました。



画面上のツールバーから設定(プロジェクト設定)の録音を選択すると。



「録音」のMIDI設定として「録音が重複する場合」という項目があって、
「サイクル録音時にのみ結合」となっていました。

では、サイクル録音をしてみましょうか。

■サイクル録音

画面下のトランスポートバーに「サイクル」ボタンがあるので
それをクリックすると緑に点灯して、サイクルモードになります。


サイクルモードになると、アレンジウィンドウ上部のバールーラと
呼ばれるところの上部の帯に緑のストライプが現れるので、それを
ドラッグするか、左右の端をドラッグして長さと位置を変更します。



現れない場合は、この場所でクリック&ドラッグすると表示させる
ことができます。

この状態で再生すると、この場所だけの再生を繰り返してくれますが
録音モードにするとこの場所を繰り返して録音してくれます。

■「サイクル録音時にのみ結合」

ということでこの設定の場合、サイクルモードにして録音すると
リージョンを新規に作ることなく、同じリージョン内に追加で
MIDI情報を書き込んでくれました。
これを「結合」と呼んでいるんですね。



リズム系で、バスドラを録音して、続いてスネア、ハイハットなど
と音を重ねていくときはとても便利です!

ただ、一旦録音を停止して、再開したときは、サイクルモードに
なっていたとしても、前と同じように別リージョンが作成されます。

■「テイクフォルダを作成」

私はデフォルトに「テイクフォルダを作成」を設定して録音するように
しています。



オーディオ録音の時と一緒ですね。
複数のテイクが同じトラック内に作成され、最新のものが選択されます。

残念なのはオーディオのようにコンプは作成できないことです。

ただ、テイクフォルダの機能(右の▼をクリック)で「パックを解除
して新規トラックに」というのを選択すると・・・


なんと、全てのテイクが新しいトラックとして作られるでは
ないですか!


コンプのようにはいきませんが、うまく編集すればおいしい
ところをうまく組み合わせることができそうですね。

プロジェクト設定とテイクフォルダは重宝しそうです(^ ^)

−−−−−
「録音開始!初日」でお伝えしたかったことが2つ残って
しまいましたが、「録音2日目」に突入です・・・多分

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