Monday, April 6, 2009

録音開始!初日(ステップ録音)

簡単なリズムトラックを作るときに使ったステップ録音について
ご紹介します。

色んなやり方があると思いますが、私がいつも使っている方法は
ピアノロールを使ったものです。正確にはステップ録音とは呼ば
ないようですね。

■準備

アレンジウィンドウの右上にあるアイコンを鉛筆ツールに変更
します。



全く同じツールアイコンが選択できるボタンが2つ並んである
のですが、左側は通常時にマウスがこのツールになります。
右側はコマンドキーを押すと、マウスが選択したツールになる
というものです。

私は右側を鉛筆ツールに変更します。

■空リージョンの作成

入力したいトラックの該当する小節の上にマウスを重ねて
コマンドキーを押して、カーソルが鉛筆マークに変わったら
クリックします。

そうすると1小節の空リージョンが作成されます。
MIDI情報を入力する器が出来たイメージです。



小節数を増やしたい場合は、リージョンの右端をマウスで指して、
拡張/縮小のアイコンに変わったところでドラッグ&ドロップを
して調節します。


■ピアノロール・エディタの選択

この空リージョンの中にMIDIデータを入力していきます。

リージョンをダブルクリック、もしくは対象のリージョンを
選択状態にして左下のエディタの選択ボタンから、「ピアノロール」
をクリックします。



リージョンのダブルクリックでどのツールが開くかは、環境設定
の「グローバル」で「編集」タブを選択して、「MIDIリージョンの
ダブルクリック時に次のものを開く」で指定します。

デフォルトは「ピアノロール」になっていて、私はそのまま活用
しています。



■録音

ピアノロール・エディタの右上にもツールの選択ボタンが
あるので、アレンジウィンドウと同様に右側を鉛筆ツールにします。



後はコマンドキーを押しながら、該当する音と横軸の拍にマウスを
合わせてクリックしていくだけです。

ここで、活躍するのが「スナップ」機能です。

私はデフォルトの「スマート」にしています。
スマート以外にも小節や拍に合わせるようなスナップがあるので
目的の場所に正確に音をプロットするのに役立ちます。

■編集



ピアノロールエディタ画面左下のハイパードローボタンを
クリックすると、ハイパードロー画面が表示されます。



ハイパードロー画面の左上にある▼マークをクリックすると
編集する対象が表示されますので、私は「ノートオン
ベロシティを選択して、音の強弱を編集します。

あと音の長さはリージョンと同じように右端にマウスを
合わせてドラッグ&ドロップで変更します。



次はリアルタイム録音です!

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