Thursday, April 2, 2009

低レイテンシモードを活用

MIDIについてはリアルタイム入力することが多い一方、
Logic Pro の基本的な設定を負荷が大きいものにして
しまったため、レイテンシが気になるところです。

ですので、この「低レイテンシモード」は力強い味方に
なりそうです!

■低レイテンシモード

レイテンシの遅延時間の上限値をミリ秒(ms)レベルで
指定でき、その設定値を超えないように、Logic が自動的に
負荷の大きなプラグインをバイパスしてくれるという機能です。

そしてこのモードは、トランスポートバーからいつでも
ON/OFFができるようになっています。

演奏によるリアルタイム入力の時に、レイテンシが気になる
時は、低レイテンシモードをONにして快適に録音しましょう。

■設定方法

アレンジウィンドウ上部のツールバーの「環境設定」から
「オーディオ」を選択して、さらに「一般」のタブをクリック
します。



低レイテンシモードにチェックをして、スライダ遅延時間の
最大値を設定します。

デフォルトが5msになっていますが、適切な値が
よくわからないので、この設定のまま暫く試してみることに
しました。

遅延時間の設定が終わったら低レイテンシモードの
チェックをはずします。

■低レイテンシモードON/OFF

環境設定の「低レイテンシモード」のチェックでも
ON/OFFは可能ですが、次の方法が使い易いように
思います。

アレンジウィンドウの下にあるトランスポートバーの
「低レイテンシ」アイコンをクリックしてONにします。



ONになうと下図のようにオレンジ色が点灯します。



低レイテンシモードをOFFにするには、再度クリック
すればOKです。

■トランスポートバーの設定

低レイテンシモードのボタンはデフォルトで表示されている
ようですが、もし表示されていない場合は以下の手順で表示
させることができます。

トランスポートバーのグレーの部分を、 Control キーを押し
ながらクリックして、「トランスポートバーをカスタマイズ」
を選択します。



低レイテンシモードにチェックをします。



次回は週末に何か録音して、その様子を書けるといいのですが・・・

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