Tuesday, September 8, 2009

ソフト音源 - EXS24 に挑戦!(第2回)

ソフト音源 - EXS24 に挑戦!(第1回)に続いて第2回です!

前回は Apple Loop からいくつかの雨の音を拝借して、MIDIキーに割りふった
だけの簡単なサンプラー音源を作ってみました。

今日は、鍵盤をたたく強弱(ベロシティ)によって再生される音を変える
という機能にトライしてみたいと思います。

■ Apple Loop の取り込み

今回は前回作成した「Rain FX for Blog」を使いたいと思います。



前回同様に edit でインストゥルメントエディタを起動します。



エディタが表示されたら作業開始です。

■ 構想

「鍵盤を弱くたたくと小雨に鳥の声がきこえて、少し強くたたくと雨音が強くなって、
もっと強くたたくとさらに雨の音が強くなる」という感じでどうでしょう。

意味があるかは深く考えないでください(笑

■ Apple Loop の読込み

前回と同様にApple Loop から音を取り込みます。

小雨に Rain 5 、中くらいの雨に Rain 2、強い雨に Hard Rain を選択しました。



今回のキーの範囲は、3つの音源ともC2〜B2までということで1オクターブに
3つの音を重ねてみました。

この状態で鍵盤をたたくと、音がミックスされていますよね。

■ ベロシティの設定

ベロシティの範囲という列の、チェックボックスをチェックしてベロシティが機能
するようにします。

次に、ベロシティ値のFrom(低)からTo(高)の値を決めて、マウスを値に重ねて
上下にドラッグして値を変えるか、ダブルクリックで編集できるようにして
キーボードから入力します。



今回は上のように Rain 5 を 0-70、Rain 2 を 68-100 が 、Hard Rain を 98-127 に
してみました。

実際に弾いてみましょう。

強さによって音が変わりますよね

■ベロシティを表示

インストゥルメントエディタの上部にある「ベロシティを表示」をクリックしてみます。



すると、下の図のように、ベロシティ値がグラフィカルに表示されます。



一覧でゾーンを選択すると、それに対応するベロシティのボックスが青っぽく強調
されて、ベロシティ値も表示されます。

このボックスの上辺や下辺にマウスを合わせてドラッグすることでベロシティ値
を変更することもできるのです。

視覚的に音がどのように配置されているのか一目でわかるので便利ですよね(^ ^)

■ 最後に

今回もとりあえず保存しておきます。

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う〜ん、こんな内容でいいんでしょうかね(^ ^;

次回は、ベロシティのようにゾーンで設定できる他のパラメータを見ていきたいと
思います。

関連Archive
ソフト音源 - EXS24 に挑戦!(予告編)
ソフト音源 - EXS24 に挑戦!(第1回)
ソフト音源 - EXS24 に挑戦!(第3回)

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