オーディオに変換する簡単な方法をご紹介します。
オーディオ変換のメリットとして思い付くのは次のようなケースでしょうか。
・ソフトウェア音源がない場所でもトラックの再生ができるようにする
・オーディオならではの編集・加工がしたい
・ソフトウェア音源のパラメータ変更で音が変化しないように、音を固定したい
でも今回の主目的は、ソフトウェア音源でアナログシンセサイザーの勉強を
するのに、オーディオ変換して音の波形が見てみたいと思ったわけです(^ ^)
■ソフトウェア音源トラックの準備
アレンジウィンドウの右上の右側のクリックツールに鉛筆ツールを割り当てて・・・

ソフトウェア音源トラックのところで、コマンドキーを押しながら鉛筆ツールに
ポインタが切り替わったところでクリックして、1小節のリージョンを作成して・・・

リージョンの右端の半分より下辺りにマウスを移動してポインタが伸縮マークに
変わったら、右にドラックして4小節の長さにのばして・・・

リージョンのダブルクリックか、アレンジウィンドウ下の「ピアノロール」をクリックして、
ピアノロールを表示して、リージョン作成と同じ様に右上のクリックツールに鉛筆ツールを
割り当てて、適当な音でクリックしてノートを作成して・・・

ノートの右端にマウスを移動してポインタが伸縮のマークに変わったら、
右にドラッグして4小節分のノートに引き延ばして準備完了!

■オーディオ変換
オーディオ変換はもの凄く簡単で、アレンジウィンドウ上の変換したいリージョン
の上で左クリックもしくは Control キーを押しながら右クリックして、
コンテキストメニューから「オーディオファイルとして書き出す」を選択します。

すると保存先を聞かれるので、適当なフォルダを選択して(私はとりあえず
デスクトップで)特にパラメータは変更せず名前を付けて保存します。

■オーディオトラックの作成
作成されたオーディオファイルは、アレンジウィンドウ右上の「メディア」
をクリックして、「ビン」タブをクリックすると下のように表示されます。

これをドラッグ&ドロップでオーディオトラックにコピーすれば・・・

オーディオリージョンの出来上がりです。

■波形を参照
オーディオリージョンをダブルクリックするか、アレンジウィンドウ下の
「サンプルエディタ」をクリックして、サンプルエディタ画面を表示すると
波形を見ることができます。

矩形波でAttack Time が設定されていて、Cutoff と Resonance がかかっているのが
なんとなくわかりますね。
ちなみに波形の大きさは、下の画面にある縦軸と横軸のスケールを変更するスライダー
で調節します。

■ちなみに
ビンに表示されたオーディオファイル情報の右下の黒いバーをダブルクリックすると、
別ウィンドウでサンプルエディタが表示されて、波形を見ることができますので、
波形だけみたい場合は、オーディオトラックにコピーしなくてもOKです。


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いつにも増してなんか雑でしたが(^ ^;
次回の es-e ではこれを使ってパラメータの変更がどのように音色に影響してくるのか、
確認しながら見ていきたいと思います!
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