Monday, March 23, 2009

サンプルレート問題

先週末、新しいテンプレートで曲作りにトライしてみたのですが、
高いサンプルレートに苦戦です(^ ^;

・リズムトラックに簡単なリズムを打ち込んで

・EXS24 という Logic に付属するソフトシンセ(サンプラー)でピアノを
 リアルタイム入力して

・ボーカルを続けて3トラック録音して

・Sculpture という Logic に付属するソフトシンセでパッド系の音を
 リアルタイム入力しているときに問題が発生です!

Sculptureでの音数を増やしていくと、デジタル特有の雑音が聞こえ
はじめ、ブツブツと音が切れる状況になり、さらには以下のような
ダイアログボックスが・・・


■原因は何?

以下の方法で、CPUへの負荷がオーバーロードしていることが原因か
確認です。

デフォルトで画面下部にある、トランスポートバーのCPUと書かれた
メータ部分をクリックすると次の「負荷メータ(CPU/HD)」が表示されます。


CPUが振り切っているではないですか!

次に96KHzを48KHz、44.1KHzに下げてみると、この通り。
やっぱりサンプリングレートは大きくかかわっていますね。



次にサンプリングサイズを24ビットから16ビットに変更たところ、
CPUへの負荷がオーバーロードしているところは変わらないのですが、
雑音及びメッセージの表示はありませんでした。

■どうしよう?

「Sculptureは、高度な振動弦の音響モデルに基づいてサウンドを生成します。」
とのことで、きっとものすごく大変な演算をしているのでしょうね。

この分だと、高機能なデジタルリバーブ Space Designer やデジタルディレイの
Delay Designer も同様の問題が出そうです。

やっぱり 48KHz か 44.1KHz に下げようかなと色々試していたら、
サンプルレートによって Sculpture の音が明らかに違うことにびっくりしました。
96KHzの方が音の輪郭、ニュアンスがはっきりしているのです。

アップロードまでの様々な過程で劣化していますが、即興で作ったサンプルを
聞き比べてみてください。

* 44.1KHz sample


*96KHz sample

様々な演算処理が行われることにより、誤差が拡大して
音の輪郭を変えてしまっているように思えます。

うーん、こりゃ 96KHz でがんばりたいなぁ(>_<)

次回は色んな解決方法をトライしてみます!

それでダメだったらあっさり48KHzにします(笑

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