テンプレートのベース用トラックが、オーディオトラックのつもりだった
のですが、ソフトウェア音源のトラックになっていた事に気付きました。
ちょっとここで、始めての方の為にトラックのタイプについて簡単に
ご説明しますね。
■オーディオ:
外部からのオーディオ入力となるボーカルやギター等を扱います。
トラック上にはオーディオデータが置かれます。
■ソフトウェア音源:
Logic Studio及び他社製のAudio Unit と呼ばれる形式のプラグイン
に対応したソフトウェア音源を扱います。
トラック上にはMIDIデータが置かれ、内部のソフトウェア音源を鳴らします。
■外部MIDI:
シンセサイザー等の外部のMIDI機器を扱います。
トラック上にはMIDIデータが置かれ、外部のMIDI機器を操作します。
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それでは実際のベースを録音できるように、オーディオトラックを追加する
ことにしましょう。
ソフトウェア音源のベーストラックは、使う事もありそうなので残しておきます。
■トラックの追加
追加したい場所の直前のトラックをクリックで選択して、グローバルトラックの
そばにある「+」のボタンをクリックします。
上の画面の右側のボタン「+□」では選択したトラックの複製を作ってくれる
ので、これも便利な機能です。
■トラックの設定
下の画面がポップアップされるので、タイプをオーディオに設定して
それ以外はそのままで作成ボタンをクリックします。
ベースなので、フォーマットはモノラルでOKですね。
■プラグイン・エフェクト設定
オーディオに適用されるエフェクトを、予め用意されたライブラリから
選択して設定したいと思います。
まずは素直に、用意されているものを使いましょう。
新規に追加したトラックをクリックして選択します。
画面上部のツールバーの一番右の「メディア」をクリックします。
すると、右サイドの画面上部に「ビン」「ループ」「ライブラリ」「ブラウザ」
のタブが表示されますので、「ライブラリ」を選択します。
今回はベースですので、上の画面左側の Bass Guitar フォルダを選んで、
右側に表示されたこのフォルダの中身から Rock Stack を選択することにします。
■プラグイン・エフェクトの確認
画面左サイドのインスペクタに表示されているチャンネルストリップで
どんなエフェクトが設定されているか見る事ができます。
Bass Amp というアンプシミュレータと、チャネルイコライザ
コンプレスが設定されているのが分ります。
それぞれをダブルクリックすると下のようなより詳細な設定
をする事ができる、エフェクト毎のパラメータ設定画面が
ポップアップします。
こちらは後でゆっくり見て行く事にしましょう。
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トラックについて補足です。
■ トラックの削除
トラックを選択して delete キーを押します。
■ トラックの移動
またトラックの並び順はトラックにマウスカーソールを重ねて、
手のひらマークになったところでドラッグ&ドロップすることで
簡単に変更できます。
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