Tuesday, March 17, 2009

ソフトウェア音源・トラックの作成

前回に続いて、ソフトウェア音源のトラック作成についても簡単にまとめてみます。

■トラックの設定

トラックの追加方法は同じですが、タイプとしてソフトウェア音源を選択すると
以下のように変わります。








前回一番下のチェックボックス「ライブラリを開く」をチェックしませんでしたが、
これをチェックしておくと、右側のウィンドウが自動的にメディア領域のライブラリ
になりますので、続けて設定することを考えると便利ですね。

そして作成ボタンをクリックします。

■ソフトウェア音源の割り当て

ここでの割り当てには2つの方法があります。

①ライブラリから設定
 オーディオトラックの時のプラグインエフェクトと同様にライブラリをブラウズ
 してフォルダ名やライブラリ名から推測して適切なものを選択します。

 選択しただけで、すぐに反映されますので、Caps Lock キーを押して
 コンピュータキーボード操作で音を鳴らして確認するのが一番手っ取り早い
 方法ですね。これは本当に便利です!!

 ライブラリ画面の上部にある検索ウィンドウに、「violin」 のようなキーワード
 を入れて検索して、対象を絞り込むのも良いと思います。
 ただこの場合、どのソフトシンセが使われるのか選択するまで分からない
 (ファイル名にシンセ名が含まれることも稀にありますが)ため、シンセを
 意識した選択の場合は次の方法が良いと思います。

②チャンネルストリップのI/Oにて設定

 
 チャンネルストリップのI/Oのエリアは上部がInput、下部がOutputと
 なっています。オーディオの場合はInput部分にInput1 などの外部から
 の入力を指定するわけですが、ソフトウェア音源の場合は、ここに
 ソフトシンセ名をセットすることになります。







 Input部分をクリックすると以下のようなポップアップが表示されるので、そこで
  該当するシンセ名を選択します。


音源の種類や用途によって、ステレオかモノラル
を選びます。(マルチ出力はまた別の機会に)







 そうすると右サイドのライブラリにはそのシンセのライブラリだけが表示され
 ますので、① と同様に適当な音源を選択します。

■プラグインの確認

音源の選択が完了したところで、チャンネルストリップは以下のように表示されます。


 I/OのInput部分にはソフトシンセ名が表示されています
 (この場合はEXS24)










I/OのInputを部分をダブルクリックするとソフトシンセのエディタ画面が表示され
ますが、ライブラリで選択した音源名が表示されているのが確認できます。










エディタではかなり細かい設定ができるようですが、これもまたいつか
頑張ってみます(^ ^;

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ここでひとつ大事な機能をご紹介します。

ソフトシンセのエディタ画面の左上部にあるリンクボタンと呼ばれる鎖のアイコン
です。これは様々なウィンドウに出てきますが考え方は同じです。


これをオン(色つき)にすると関連するウィンドウの状態に合わせてリンクがオンに
なっている画面が変化するのです。

この場合は、トラックが表示されている画面(アレンジ領域と呼ばれています)で
違うトラックを選択すると別のプラグインのエディタ画面に変わるのです。

目的に応じてこのリンクボタンを使うと作業が楽になります(^ ^)


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