Wednesday, March 18, 2009

プロジェクト設定(サンプルレート)

プロジェクトの準備でもうひと頑張り

プロジェクトの基本情報を設定するメニューがありますので
「ファイル」→「プロジェクト設定」→「同期」で開いてみます。



同期、メトロノーム、録音、チューニング・・・と沢山の項目が
ありますね。

普通の使い方だったら、あまりいじらなくても良いのでしょうが、
色々と高度な使い方が出来そうです・・・多分 (^ ^;

とりあえず私は一つだけ変更することにしました。それは、
オーディオの中のサンプルレートです。

データ量、CPUへの負荷とクオリティとのバランスの観点から、
通常はデフォルト値で十分のようですが、マシンの性能も年々向上
していますし、ちょっと無理してみたいと思います。

■サンプルレートの変更(Logic)

デフォルトはCD(CD-DA)の規格である44.1KHzになっています。


バンド仲間のJoshくんから教えてもらったのですが、DVDとか
デジタル放送など映像の世界ではサンプルレートは48KHz、
96KHz、192Khzになっているのですね。

今後の映像との組み合わせを視野に入れつつ、高いサンプルレートの方が
ノイズが抑えられるらしい等の音のクオリティへのメリットも考慮して、
思い切って96KHzに変更することにしました。

ただサンプルレートが高いとCPUへの負荷が高くなるようなので、
トラック数が増えて、エフェクトを多用してくるとかなり心配ですが、
まずはトライ!

因みに、EXS24やJam Packに含まれるアップルループなどの音源は
44.1KHzの16ビットですが、プロジェクト設定の以下の設定
(デフォルト)にて異なるサンプルレートもLogicが変換してくれる
ようになります。(下図2つ目のパラメータ)


サンプルレートを変更すると、サンプリング系シンセの再読み込みが
発生するのが分ります。

■サンプルレートの変更(オーディオデバイス)

オーディオ入力機器(私の場合はProjectMix I/O)での取り込みの
設定も96KHzにしないと意味がないので、以下の方法で変更します。

Finder で「アプリケーション」の中の「ユーティリティ」フォルダ
の中にある「Audio MIDI 設定」を実行します。


・画面上部の「オーディオ機器」を選択します。

・「プロパティ」にて該当するオーディオ機器を選択します。

・フォーマットで96KHzを選択すれば終了です。

 ※システム環境設定のその他のカテゴリにあるオーディオ機器
  独自のメニューからも変更できます。

■サンプリングサイズの変更

同じ画面のフォーマットの場所に24ビットという文字が見えますが、
サンプリングサイズを示しています。

レートが時間軸のサンプリングの細かさを表しているのに対して、
サイズは1回のサンプリングにおける音の強弱の細かさを表して
いるそうです。

Logic でのデフォルトは16ビットです。

この値も大きくするとディスクとCPUを消費する事になるわけで、
必要以上に大きくするのは必ずしも良いことではないのですが、
スタジオでは24ビットレコーディングが一般的になってきている
ようですので、ちょっと背伸びしてみます。

ただし、オーディオ機器が24ビットに対応している必要が
あります。

変更方法ですが、

まず、上のAudio MIDI設定で24ビットを選択します。
(オーディオ機器が対応していない場合もあります)
ProjectMix I/O の場合は24ビットしかないようです。

次に、Logicの「Logic Pro」→「環境設定」→「オーディオ」
を選んで以下の画面で「24ビットレコーディング」にチェックを
入れます。



以上で完了です。

もう一度、テンプレートの保存をしておこうっと!

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