マニュアルと記憶を頼りに、まずはセットアップからスタートです。
■ ProjectMix I/O Setup
ProjectMix I/O は以下の6つの DAWソフトに対応しています。
・Pro Tools
・Cubase
・Logic
・SONAR
・Live 5
・Digital Performer
ProjectMix I/O を Logicモードに設定する方法は、とても
簡単です。
電源を切った状態で、Aux 3 のボタンを押しながら電源を
入れます。

LCDディスプレイに "Control Surface is in Logic Mode"と
表示されれば、設定が完了です!
■ Logic Setup
どう設定したか記憶が曖昧ですが、マニュアルを頼りに(^ ^;
まず FireWire のドライバをインストールしますよね。
これでシステム環境設定に M-Audio FireWire が表示されます。

次に、 FireWire ケーブルで Mac と ProjectMix I/O を繋いで
ProjectMix I/O を立ち上げた状態でLogic を起動すると、
Logic が ProjectMix I/O を自動的に認識してくれます。

メニューバーの 「Logic Pro」からコントロールサーフィス、
設定を選択して、認識内容を確認してみると・・・

Mackie Control の、Logic Control モジュールという認識に
なっていることが分かります。
Mackie Control 互換ということなのですね。
これで、ProjectMix I/O コントロールサーフィスの、
Logic操作の割り当てが完了してしまったわけです。
■ オーディオインターフェースの設定
アレンジウィンドウ左上の「環境設定」から、オーディオを選択して
Core Audio の入出力デバイスにそれぞれ ProjectMix I/Oを設定
します。

これで Logic はオーディオインターフェースとしても
ProjectMix I/O を認識したことになります。
チャンネルストリップの I/O で選択可能な入出力を
確認してみると以下の通りになっています。
Input: 10
Output: 6 (ステレオ3系統)


続いて物理的な入出力端子をチェックしてみましょう。
■オーディオインターフェース
ProjectMix I/O の背面写真です。

・アナログ入出力端子
向かって右から、MIC Input として8系統のXLRバランス入力端子、
LINE Input として8系統の1/4” TRS バランス入力端子が上下に
並び、それぞれに1から8までの番号が振られています。
MIC/LINEの同時入力はできず、本体上面のボタンでどちらかを
選択します。

8系統のMIC Input 全てがファンタム電源装備のマイクプリアンプ
内蔵ということで、コンデンサーマイクもつなげることができます。
でもそんなに持っていないし、そもそも使いませんが(^ ^;
出力については、アナログ入力端子の左側に、LINE Output として
4つの1/4” TRS バランス出力端子が用意されています。
これには1~4の番号が振られています。
・インストゥルメント入力端子
前面にギターやベースを直接繋ぐことができる、インストゥルメント
入力端子が用意されています。
これは、一番右に位置している1番のMIC/LINE 入力端子と
切り替えて使用することになります。MIC/LINEの切替と同様に、
上面のINSTボタンで切り替えることができます。

・その他入出力端子、
ADAT オプティカル入出力端子と、S/PDIF デジタル入出力端子も
装備されています。
これらは、同時に使用することはできず、システム環境設定の
M-Audio FireWire を実行して、Hardwareタブの以下の設定画面
にて、どちらか一方を選択する必要があります。

デフォルトでは、S/PDIF が選択されているので、先程のLogic 側の
認識が以下のようになっていました。
8アナログ入力+S/PDIF のステレオ2系統入力で 10 Inputs
4アナログ出力+S/PDIF のステレオ2系統出力で 6 Outputs
ADAT オプティカル では、他のオーディオインターフェースと
繋ぐことで、最大8系統の入力、出力を受け渡しすることができます。
ですので、ADAT オプティカルを使用することで、以下のように
同時入出力を拡張することができます。
8アナログ入力+ADAT 8系統入力で 16 Inputs
4アナログ出力+ADAT 8系統出力で 12 Outputs
----
一般的なミキサーですと、入力端子とフェーダーの物理的な配置は
対応していますが、ProjectMix I/O ではオーディオインターフェース
の1~8の入力端子と、位置的に対応するフェーダーとの関係性は
全くありません。
フェーダーなどのコントロールサーフィスはあくまでも、Logic を
コントロールするもの・・・というところがポイントです。
次回(3)では、Logicの入出力と、ProjectMix I/O の入出力との
関連付けを、システム環境設定の M-Audio FireWire での設定を
中心に整理していきたいと思います。
ではまた!
No comments:
Post a Comment