Logic には何でも付いてます(^ ^)

ちなみに、Vocoder はVoice Encoder (声の符号化)の略語
なんだそうですね。
Logic を購入して間もないころ、遊び的に使ったことは
ありましたが、実際に曲に使ったことはないし、
実はどこまで出来るのかも良く分かっていません。
せっかく付いているのにもったいないです(^ ^;
改めてEVOC20を眺めてみると、シンセ部分の作りは
わりとシンプルで少し古めかしく見えます。
一方で、一般的なシンセには無いようなパラメータが
あったりして・・・実力の程はいかに!
■使い方
EVOC20 の Vocoder 機能は、オーディオ信号を外から
取り込んで分析し、自身が持っているシンセ音源と、
合成することで実現します。
まずは、オーディオ信号の取り込みのところから見て
いきましょう。
・サイドチェーン
右上にあるサイドチェーンで録音済のオーディオトラック
を選択します。

Logic を再生しながら、EVOC20 を演奏すると
あのボコーダー独特のサウンドが聞こえてきます!
このとき、オーディオトラックのボリュームは絞って
おかないと台なしです(笑
それから、サイクル設定をしておくと、効果を確かめ
ながら音作りができますね。
サイドチェーンでは input 1 のような入力チャネルも指定
することができるのですね。マイクで歌いながら EVOC20
を演奏して、音声を合成することもできました(^ ^)
・Signal
サイドチェーンの下に位置しているシグナルには次の
3種類が設定できるようになっています。

最初に使った頃、なかなか Vocoder にならなくて、
戸惑ったことがあります(^ ^;
シグナルが、Voc になっていないと Vocoder として機能
しないんですね。
Syn (Synthesis) は単なるポリフォニックシンセですし、
Ana(Analysis) はサイドチェーンで指定した音声をそのまま
通してくれるだけなのです。
因みにプリセットの 01 Synthesizer に含まれるものは全て
Signal が Syn になっています。

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ここまでで、とりあえず Vocoder を楽しむことが
できました。
でもどんな風に音作りをしていったらいいのでしょうね。
もう少し見ていきたいと思います!
・・・が、今日はこんなところで(^ ^;
ReplyDeleteこのページに辿り着き、初めてEVOC使いこなせる気になってきました。この記事自体が数年前ですが、続編、期待していますw
その他のページも非常に丁寧で。
とても助かります。高機能だがとっつきにくいというイメージをLogicにもっていたのですが、このページの解説を見ながら、少しずつ噛み締められそうな気がしてきました。
読んで頂いてありがとうございます!
Delete幾つかある企画の内(1)で挫折した一つですみません(^ ^;
良くも悪くも Logic Pro X でも EVOC はそのままの姿で健在ですので、いつの日か(2)も・・・
最初のハードルを超えるお手伝いができて、このブログを書いて本当に良かったと思います。