今回も、MainStage for the Live(第2回)に続いて「編集」モードでの作業になります。
がんばるぞぉ〜! と少し気合いを入れたりして(笑
■チャンネルストリップ
Electric Piano & Male Voice を選択して自動的に作成されたチャンネルストリップを
確認してみましょう。
一番左が ソフトウェア音源のEVP88 を使ったエレピですね。
その右隣りが、オーディオ入力でのボーカルになります。
Compressor、Limiter、Delayなどのエフェクトがセット
されています。
ボーカルアイコンの上にある音叉マークは、チューニングが
できることを表しています。ボーカルはチューニングしない
ですが(笑
複数オーディオチャネルがあっても、一番最初に作られた
オーディオチャネルだけしかチューニングが適用されない
ようですよ。
左から3つ目と4つ目には、Aux(オグジュアリ)という補助
的なチャンネルが作られています。
エレピ、ボーカルそれぞれが、Sends で Bus 1、Bus 2 に送られて、Aux 1、2 の
input(I/O)が Bus 1、2 に指定され、これらのチャネル間が連結されているという、
いわゆるセンド/リターンエフェクトの設定になっています。
そして最後に全てのアウトプットが Output 1-2 に送られて合体!
Aux チャンネルの上に、コンサートフォルダのアイコンが見えるので、コンサート全体に
共通で適用されることがわかります。
全体を通してリバーブ等の残響系のエフェクトをかけて統一的な音空間をつくるような
使い方なのでしょうね。
ほとんどのパッチでこのような設定になっているようです。
Output 1-2 もコンサートレベルのチャンネルストリップになっていますね。
コンサート全体を通じて必要なものですから当然ですね。
最後に、一番右の Master が全体のレベルのとりまとめ役です。
Output 3-4 のように複数のアウトプットを設けることもあるので必要になってきます。
Master にはコンサートフォルダのアイコンが付いていないのですが、内部的にはさらに
上部の概念があるのか・・・まぁ忘れましょう(^ ^;
■MIDIコントローラとの関連付け
今後の作業がやりやすくなるように、とりあえず PCR-30 のMIDIコントローラを
このコンサートに関連付けることにします。
おっと!
「レイアウト」モードでの作業でした(^ ^;
ちょっと戻ります。
まずは一番左のツマミから関連付けしていくことにします。
画面上のコントロールをクリックして選択状態にします。
そして画面左のスクリーン・コントロール・インスペクタで作業を行います。
まずは、登録ボタンをクリックして ON にします。すると登録ボタンが赤く点灯
しますので、次に関連付けたいPCR-30のMIDIコントローラのツマミをぐりぐり
動かします。
すると画面上のツマミも動き出して、パラメータも自動でセット! 簡単ですね。
当然PCR-30でなくても、全てのMIDIコントローラで全く同じことができます。
こんな感じで8つのツマミとフェーダをとりあえず全て関連づけしました(^ ^)
細かなパラメータは必要があればまた戻ってくることにします。
ひとつ面倒だったのが、関連付けが終わったら「登録」ボタンを押して OFF に
する必要があることです。そうしないと次の設定をするときに前のコントロールも
一緒に変わってしまうのです。
■コントローラへの機能割当(1)
今度はまた「編集」モードに戻ります。
ここで、8つのスライダの内、一番右を Mater フェーダーに、右から2番目を
Output 1-2 に割り当てたいと思います。
Master と Output 1-2 は、それぞれコンサートに紐づいていますので、最初にパッチリスト
でコンサートを選択しておきます。
次にワークスペース上の該当するスライダをクリックして選択します。
ワークスペース下にスクリーン・コントロール・インスペクタが表示されますので
「マッピングなし」タブを選択します。
そして、「Mater」の「音量」を選択すれば設定完了です!
こんな感じで Master と Output 1-2 の割り当てを行いました。
PCR-30 のスライダを操作すると、ワークスペースのスライダとチャンネルストリップ
のフェーダーが連動して動きます。
なんか自分だけのコンサート環境が出来あがっていくのは嬉しいですねぇ(^ ^)
■コントローラへの機能割当(2)
MIDI コントローラへの割当できる機能はこれだけじゃないのです。
今度は パッチリストで Electric Piano & Male Voice を選択して、ワークスペースで
一番左のツマミを選択しました。
そしてスクリーン・コントロール・インスペクタの「マッピングなし」タブを見てみると
今度は E-Piano と Voice が見えます。
それぞれの設定できるパラメータも沢山!
とりあえず下のように選択してみました。
これは、E-Piano に Inserts されている Phaser エフェクトの Output Mix のレベルを
変えられるようにするものです。
こうするとエフェクトとツマミが連動してくれるのです!
Phaser のかかり具合を MIDIコントローラで自由に調整できることになりました。
何でも出来てしまいますね(^ ^;
■アクション
これで驚いていたらいけません! あんまり驚いていないと思いますが(^ ^;
チャンネルストリップ関連の設定だけではなくて、「アクション」もコントローラに
割り当てることができます。
少し見えるだけでも、次のパッチに進んだり、チューナーをオンにしたりと、色々な
MainStage そのものの操作をフィジカルコントローラに割り当てることができますね。
他には、Apple Script も実行できるようになっていて、iTunes の再生もコントロール
することができたりします。
Apple Script を自作すれば、なんか色々できそうですよね!
照明をコントロールするソフトがあって、それがApple Script に対応してたりしたら、
それもコントローラに割り当てられちゃうわけですよね。そんなソフトがあるかどうか
知りませんが(^ ^;
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アイデア次第でMIDIコントローラを大活躍させることができそうです。
PCR-30には Expression ペダルが付けられますので、その信号をGuitar の
ボリュームに関連付けてしまえば、ボリュームペダルも簡単に実現できますね。
次回は、チャンネルストリップを追加したり、設定を変更したりして、さらに
形を作っていきたいと思います!
まだやることが一杯(^ ^;
hi thanks....
ReplyDeleteHi, Thanks for being the first follower to this Blog!
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