第2回目です。
今日もアサインメントセクションと呼ばれているエディタ左側を
もう少し見て行きたいと思います。
■ミキシング
アサインメントセクションには、簡単なミキシングができる基本的な
機能がついています。
25音の独立したシンセなので、真面目にミキシングしようとすると
アレンジウィンドウのトラックでやることになりますが、それは
大変ですよね(^ ^;
なので、Ultrabeatの中だけで、各ドラムサウンドのバランス調整が
できるのは良いと思いませんか?
左から見て行くと・・・
【発音】
鍵盤のようなパッドキーは、クリックすると青く光って
対象のドラムサウンドが再生されます。
【サウンド名】
次にドラムサウンドの名前があって、ダブルクリックすると名前の変更も
できてしまいます。
【ボリューム】
それから名前の下に青いバーがありますが、これはボリュームになっていて、
マウスでドラッグすることで大きくしたり、小さくしたりすることが
できます。
ちょっと「Bing」が大きかったので -7.5db にしてみました。
【sq】
次に「sq」と見えるのは、選択されているシーケンスパターンで使われている
サウンドということを指していて、これはまた後で触れますね。
【ミュート/ソロ】
あとは「M」ミュートと「S」ソロもあります。
クリックすると点灯して、25音の中でのミュート/ソロが設定されます。
【パン】
それから、Panもあるので、ドラムセット内の各楽器音のステレオバランスも
調整できます。
Logic Studioではこの手のつまみ類は、まわすというより、ドラッグで上下に
動かして値を決めます。左に振りたい場合は下にドラッグするということに
なりますね。
この時に、Option キーを押しながらドラッグすると、必ず0に合わせてくれます。
これはLogicの至るところで使える便利な機能ですよ。
【マスターボリューム】
一番上にマスターボリュームがあり、Ultrabeat全体の出力レベルをここで調整する
ことができます。
■マルチ出力とは
さて、最後に残りました一番右の「Main」です。
クリックするとつぎのような選択肢が表示されます。
これを覚えておきながら、アレンジウィンドウ下の「ミキサー」ボタンを押して
ミキサーを表示させてみます。
Drum Ult 5 とあるトラックがUltrabeat のトラックになります。
すぐ上に「+」のボタンがありますが、これをクリックすると
右隣のAux 3 が画面表示されます。また続けてクリックすると
Aux 9 が表示されることになります。
因みに「-」をクリックすると最後に表示されたものから順番に
非表示になっていきます。
■マルチ出力の使い方
Main の次の「3-4」という選択肢は、I/O でインプットに指定
されている 「UB 3-4」のことだったのです。
つまり、Main 出力から切り替わってAux 3 (オグジュアリーチャネル)
という補助出力チャネルを介してOutput 1-2 に出力されるわけですね。
当然アウトプット先をOutput 3-4 にすれば、別系統でのオーディオ出力も
可能になるわけです。
ここでのメリットは、特定のドラムサウンドだけ別のイコライザや
エフェクトをかけられるということだと思います。
当然ここでレベルやPanもいじれるわけですので、より細かなミキシング
を行えるということで、この2段階のミキシングはとてもリーズナブル
だと思います。
とりあえず、High Hat を 3-4 にまわして、Channel EQ のプリセットで
少し上の方を持ち上げてみました。
■設定の保存
プリセットの設定を変更してしまいましたので、この設定を別名で
保存しておきたいと思います。
エディタ上部の設定名をクリックして、「設定を別名で保存」を選択
します。
そうすると、保存する画面が表示されますので、名前を適当なものに
変更して、そのまま保存します。
パスは上の図でわかるように、ユーザ専用のUltrabeatに保存される
ことになります。
―――――
これも本当に良く出来ていますよね(^ ^)
それではまた!
検索でたどり着きました!
ReplyDeleteLogic購入しててあんまり触ってなかったせいか使い方がほとんどわかりません。
が、このブログでいろんな使い方を紹介しているおかげで楽しく触る事ができそうです!
このポストのマルチ出力を理解したらものすごくドラムトラックの編集が楽になりました!
これからも頑張ってください。
edgeさん、コメントありがとうございます!
ReplyDelete私も随分前に購入したのですが、やっと勉強し始めたところなのです。
色々な機能を知ると創作意欲もわいてきますよね。
正確にはわきつつあるですが(^ ^;
少しでもお役に立てて良かったです。
これからも頑張って書いていきます(^ ^)
もし何か間違っていることを書いてたり、もっと良い方法があるという時は、
是非教えて下さい!