ふむふむ・・・
■Loopback の準備
今回はエレキギターを Loopback を使ってライブで音を重ねていくシナリオですので、
パッチリストからBritish Invasion Clean を選択して作業を進めていきます。
まずチャンネルストリップの Inserts で Loopback のプラグインを選択します。
Loopback は Delay のグループに属しているんですね。
設定するとプラグインが姿を現します。
オレンジが独特の雰囲気を醸し出しています。
ギターを使って実際に試してみましょう。
■ Loopback を使ってみる(Loop Length を事前設定)
実際のライブの使い方と異なるかもしれませんが、いろんな機能をとりあえず触って
みることにします。
・機能コントロール
まず、機能コントロールと呼ばれている右側にある4つのボタンを見てみます。
<カウントインボタン>
左から2番目の1234はカウントインボタンですね。
クリックすると青く点灯します。
とりあえずONにしてみます。
<メトロノームボタン>
続いて、左から3番面のメトロノームボタンもONにしてみます。
これで1小節のカウントインと、プレー中のメトロノームが付きますので、
演奏はしやすいですが、ライブじゃ使わないですよね(^ ^;
・情報ディスプレイ
次に真ん中の情報ディスプレイをチェックします。
一番左の Position は何小節目の何拍目という再生ヘッダの位置を示しています。
まだ何もしていないので、先頭1小節目の1拍目にポジションがある状態ですね。
左から2番目のLength は Loop の単位となる長さ(何小節と何拍)となっています。
Loopback では大事なパラメータですね。
あとで改めて良く見てみるとして、今回は左下のポップアップメニューの SYNC(同期)
を On にして、事前にループの小節数を設定してみることにします。
とりあえずここでは事前設定ということで(^ ^)
マウスで上下にドラッグして設定するか、ダブルクリックして直に数字入力することも
できます。ここでは4小節にセットしみました。
ここでは4/4になっていますが、先ほどと同じ様にマウスの上下ドラッグか
ダブルクリックでの数字入力が可能です。
先ほどカウントインを ON にしているので、カウントインは4拍となります。
テンポはコンサートやパッチの属性で設定した値が使われているようです。
下の画面は、パッチリストからBritish Invasion Clean を選択した時のパッチインスペクタ
の属性タブを表示したものです。
コンサートや、セットにも属性があってそれぞれ設定できるようになっています。
ライブを考えると、コンサートで設定したテンポで全部の曲を演奏することは
あり得ないと思うので、各パッチで「テンポを変更」のチェックボックスにチェックを
してテンポや拍子を上書きすることになるのでしょう。
拍子の場合は、ここで変更しても Loopback は連動してくれませんでした・・・
フェードアウトの秒数を設定します。上の例では4秒でフェードアウトとなりますね。
フェードアウトを実行する方法ですが、先ほどの機能ボタンの一番左のフェードアウト
ボタンを押してから音が徐々に小さくなって、4秒で音が聞こえなくなります。
・トランスポートコントロール
左にある3つのボタンが、トランスポートコントロールになります。
今までに設定してきた内容で演奏を開始してみましょう!
<録音ボタン>
一番左が録音を開始するボタンです。
これをクリックして赤くなると
4拍のカウントインの後録音が開始となります。
もう一度録音ボタンが押されると録音が停止しますが、再生は継続されます。
<再生/停止ボタン>
真ん中のボタンが再生と停止を行うためのボタンです。
録音ボタンを押すと自動的に再生ボタンもONになります。
ループ再生を止めたい場合にこのボタンを押すと、再生が(録音状態になっていれば
録音も)止まります。
ここでもう一つ!
また下のポップアップメニューと関係があるようです。
Loop Start を選択すれば、スタートする時は、ループの先頭から再生を開始しますが、
Relative Position はパッチでUltrabeat のようなリズムトラックが起動していた場合
などに、そのタイミングに合わせて、ちょうど9小節と2拍目に再生ボタンが押され
たら、4小節のループの場合まさにループの1小節と2拍目から再生が始まることに
なるのです。
うまく説明できてますかね(^ ^;
ただし、これには下の Snap To のパラメータが関係していて、OFF の場合か Beat が設定
されていれば上の説明は正しいことになります。
中途半端なところで、例えば9小節と1拍半で再生ボタンが押されたら、Beat(拍)
であれば9小節と2拍目、Bar(小節)であれば、10小節目、Loop であれば
4小節Loopとして13小節と1拍目からスタートすることになります。
OFF の場合は押されたタイミングで直ぐに開始されます。
<逆再生ボタン>
名前の通り、ループを逆方向に再生してくれます。
■ Loopback を使ってみる(Loop Length を録音時に設定)
録音をしながら、ループのLength を決定することができます。
下のようにLength が設定されていない状態で、録音ボタンを押して録音を開始し、
もう一度録音ボタンを押した時点の小節数で Length が決まるのです。
この際に2度目の録音ボタンが押された時の場所も Snap で指定した拍とか小節に
寄せられるようにマニュアルには書いてあるのですが、どうやっても小節にしか
ならないような・・・
うーん、まだ良くわかっていないようです(^ ^;
ちなみに機能ボタンの一番右のボタンが取り消しボタンで、クリックすると最後の
テイクが取り消されるのですが、2秒以上の長押しで全ての録音がクリアされて、
Length も上のように何も設定されていない状態になります。
■アクションメニュー
ループをオーディオファイルに書き出したり、読み込んだりする機能がLoopback
画面右上のアクションメニューのボタンから実行できます。
要チェックポイントは、録音や再生、録音のクリアをどのタイミングで行うか設定できる
ところですね。
上の When Patch or Set is Selected ですと、パッチリストから、セットやパッチが
選択されたことをトリガーにクリア、再生、録音、クリアして録音のイベントを
自動的に実行することができるようです。
上の On MainStage Clock Start は何でしょう?
Ultrabeat とかをスタートさせた時に同期して録音/再生を実行させることができるので
しょうか・・・
ごめんなさい。まだここまでフォローできていないです。
もう少し使いながら解明していきます!
■スクリーンコントロールにアサイン
MainStage for the Live(第1回)で他のテンプレートから持ってきた、Loopback用
のスクリーンコントロールをセットアップしたいと思います。
設定したいスクリーンコントロール上のボタンをクリックして、スクリーンコントロール
インスペクタから Loopback 用の機能を探してアサインします。
今回は、録音ボタンと再生/停止ボタンは最低必要ですよね。
とりあえず、そこからスタートして、必要があれば加えていくことにします。
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うーん、とりあえず最後まできましたが、まだ腑に落ちてないことが多いです(^ ^;
使いながら間違っていた点は訂正させてください。また細かな発見もご報告しますね!
次は Playback プラグインをチェックしてみたいと思います。
ではまた(^ ^)
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