Sunday, March 28, 2010

ソフトウェア音源・EVOC20 PS の世界(1)

Logic のVocoder(ヴォコーダー)といえば EVOC20 PolyShynth です。
Logic には何でも付いてます(^ ^)



ちなみに、Vocoder はVoice Encoder (声の符号化)の略語
なんだそうですね。

Logic を購入して間もないころ、遊び的に使ったことは
ありましたが、実際に曲に使ったことはないし、
実はどこまで出来るのかも良く分かっていません。

せっかく付いているのにもったいないです(^ ^;

改めてEVOC20を眺めてみると、シンセ部分の作りは
わりとシンプルで少し古めかしく見えます。

一方で、一般的なシンセには無いようなパラメータが
あったりして・・・実力の程はいかに!

■使い方

EVOC20 の Vocoder 機能は、オーディオ信号を外から
取り込んで分析し、自身が持っているシンセ音源と、
合成することで実現します。

まずは、オーディオ信号の取り込みのところから見て
いきましょう。

・サイドチェーン

右上にあるサイドチェーンで録音済のオーディオトラック
を選択します。



Logic を再生しながら、EVOC20 を演奏すると
あのボコーダー独特のサウンドが聞こえてきます!

このとき、オーディオトラックのボリュームは絞って
おかないと台なしです(笑

それから、サイクル設定をしておくと、効果を確かめ
ながら音作りができますね。

サイドチェーンでは input 1 のような入力チャネルも指定
することができるのですね。マイクで歌いながら EVOC20
を演奏して、音声を合成することもできました(^ ^)

・Signal

サイドチェーンの下に位置しているシグナルには次の
3種類が設定できるようになっています。



最初に使った頃、なかなか Vocoder にならなくて、
戸惑ったことがあります(^ ^;

シグナルが、Voc になっていないと Vocoder として機能
しないんですね。

Syn (Synthesis) は単なるポリフォニックシンセですし、
Ana(Analysis) はサイドチェーンで指定した音声をそのまま
通してくれるだけなのです。

因みにプリセットの 01 Synthesizer に含まれるものは全て
Signal が Syn になっています。



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ここまでで、とりあえず Vocoder を楽しむことが
できました。

でもどんな風に音作りをしていったらいいのでしょうね。
もう少し見ていきたいと思います!

・・・が、今日はこんなところで(^ ^;

Saturday, March 27, 2010

お世話になってます ProjectMix I/O (3)

Logic 上に表示される input チャネルは、ProjectMix I/O の
入力端子の番号と一致しますが、output については
ProjectMix I/O 側で柔軟な設定ができるようになっています。

今回は、この ProjectMix I/O のオーディオインターフェース
の設定について見ていきたいと思います。

■ M-Audio FireWire

システム環境設定から、M-Audio FireWire を実行して、
オーディオインターフェースの設定をおこないます。



ミキサーのような画面が表示されます。



上部にタブが4つあって、目的に応じて画面を切り替えます。

・Mixer

 Logic から出力されたオーディオと、ProjectMix I/O の入力端子
 から入力されたオーディオをミックスして、ProjectMix I/O の
 出力端子や、ヘッドフォンに出力します。

・Output

 出力端子と、2系統あるヘッドフォンへの出力レベルやバランス
 を設定します。

・Hardware

 S/PDIF と ADAT のどちらの端子を使うか等のオプション的な
 設定を行います。

・About

 ドライバのバージョン情報や、ドライバアップデート等の
 Webリンクが表示されています。

■ Mixer

Mixer の仕組みを、もう少しみていきましょう!

・1/2 sw rtn

1/2 Software Return ということで、Logic 上の
Output 1/2 からのオーディオ信号に対しての
設定です。

下の方にある "out" では、ProjectMix I/O の
アナログ出力端子1・2か3・4のどちらに
出力するかを設定できます。

つまり、Logic で 1/2 を out に設定したとしても、
ProjectMix I/O の 3/4 に出力することができます。

Aux(オグジュアリ)への出力レベルを設定する
こともできます。

Aux はヘッドホンの出力に向けることができて、1/2、3/4
それぞれをヘッドフォンモニタリング用にミックスする事が
できるというわけです(^ ^)

・analog 1/2 in

今度は ProjectMix I/O の入力端子からの
オーディオ信号のに対しての設定です。

入力した信号をそのまま、PorjectMix I/O
の出力端子や、ヘッドフォン端子から出力
してモニタリングができます。

先程と同様に、"out" で出力端子を設定する
ことができます。左の状態ですと、出力されない
で Logic に送られるだけになりますね。

Aux も同様です。
ここで、Logic からのオーディオ信号と、
ProjectMix I/O からの入力信号をミックスして
モニタリングができるわけです!


■ Output

次は Output タグです。



・1/2 out

ここでは、出力端子からの出力に対しての
制御を行います。

上の "bal"は左右のレベルのバランスを設定
します。これに連動して下のフェーダも
動きます。フェーダも動かすことができます。

下に "main" というボタンがありますが、
クリックすると "aux" に変わります。
今初めて気づいたのですが・・・(^ ^;

Aux の出力は、ヘッドフォンからだけでは
なくて、アナログ出力端子(LINE out)からも
出力できるんだぁ


・aux / phones 1

aux は Mixer で設定した各インプットから
aux に出力されたオーディオ信号の、最終的
なバランスを決定するところですね。

Phones 1 はヘッドフォン1への出力バランス
と、1/2、3/4、aux のうち、どのソースを
出力するかを設定することができます。

ボーカルの人のためのモニタミックスを
aux にして、エンジニアの人向けに
Phones 2 のソースを 1/2 にする、みたいな
ことができるわけですね。



■ Monitoring Settings

hardware タグの、Monitoring settings は 本体上面にある
2つのヘッドフォンのレベルつまみの右側にある A/B
ボタンの役割を設定します。



設定画面はこんな感じです。



・direct monitoring

ダイレクトモニタリング(DM)は、
ProjectMix I/O の入力端子からの入力を
直接出力することを意味しています。

A/B ボタンを押してLEDが点灯すると
DM がON、消灯するとOFFになります。

具体的に言うと、DM がONになると
左のような状態になって、OFFになると
"out" の1/2、3/4それぞれがOFFになる、
すなわち アナログ入力の1〜4への
入力信号は、どこにも出力されない
ということになります。

このように1〜4に限定された機能に
なっています。


・headphone out 1 A/B

これはヘッドフォン1だけが対象になっています。

同じ画面にある、set source というボタンを押すと
次のような画面が表示されます。



A/B ボタンで瞬時に入力ソースを切り替えることが
できるのですね(^ ^)

この場合は、A/B のLEDがOFFになると、Out 1/2
のモニタリング。LEDがONになると、Out 3/4 の
モニタリングに切り替わります。

結構使えるような気がしませんか(^ ^)

さぁ、あと一息!

■ settings

すべてのタブ画面の右側に表示されている設定画面です。

・load, save, reset, delete

今までの設定を、設定ファイルとして
保存したり、読み込んだりする事が
できます。

・level controller

A/B ボタンの右側に LEVELつまみが
ありますが、このツマミの機能を選択
することができます。





普通は output bus にして、アウトプットのボリュームを
コントロールするツマミという役割にするのでしょうね。

・main output

出力端子からの出力をミュート(mute)したり、
20dB下げたり(dim)することができます。
ヘッドフォンは影響を受けません。

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次回こそは、コントロールサーフィス部分をチェックしたい
と思います(^ ^;

Thursday, March 25, 2010

お世話になってます ProjectMix I/O (2)

ProjectMix I/O を少しずつ紐解いていくことにします!

マニュアルと記憶を頼りに、まずはセットアップからスタートです。

■ ProjectMix I/O Setup

ProjectMix I/O は以下の6つの DAWソフトに対応しています。

・Pro Tools
・Cubase
・Logic
・SONAR
・Live 5
・Digital Performer

ProjectMix I/O を Logicモードに設定する方法は、とても
簡単です。

電源を切った状態で、Aux 3 のボタンを押しながら電源を
入れます。



LCDディスプレイに "Control Surface is in Logic Mode"と
表示されれば、設定が完了です!

■ Logic Setup

どう設定したか記憶が曖昧ですが、マニュアルを頼りに(^ ^;

まず FireWire のドライバをインストールしますよね。
これでシステム環境設定に M-Audio FireWire が表示されます。



次に、 FireWire ケーブルで Mac と ProjectMix I/O を繋いで
ProjectMix I/O を立ち上げた状態でLogic を起動すると、
Logic が ProjectMix I/O を自動的に認識してくれます。



メニューバーの 「Logic Pro」からコントロールサーフィス、
設定を選択して、認識内容を確認してみると・・・



Mackie Control の、Logic Control モジュールという認識に
なっていることが分かります。
Mackie Control 互換ということなのですね。

これで、ProjectMix I/O コントロールサーフィスの、
Logic操作の割り当てが完了してしまったわけです。

■ オーディオインターフェースの設定

アレンジウィンドウ左上の「環境設定」から、オーディオを選択して
Core Audio の入出力デバイスにそれぞれ ProjectMix I/Oを設定
します。



これで Logic はオーディオインターフェースとしても
ProjectMix I/O を認識したことになります。

チャンネルストリップの I/O で選択可能な入出力を
確認してみると以下の通りになっています。
Input: 10
Output: 6 (ステレオ3系統)



続いて物理的な入出力端子をチェックしてみましょう。

■オーディオインターフェース

ProjectMix I/O の背面写真です。



・アナログ入出力端子

向かって右から、MIC Input として8系統のXLRバランス入力端子、
LINE Input として8系統の1/4” TRS バランス入力端子が上下に
並び、それぞれに1から8までの番号が振られています。

MIC/LINEの同時入力はできず、本体上面のボタンでどちらかを
選択します。



8系統のMIC Input 全てがファンタム電源装備のマイクプリアンプ
内蔵ということで、コンデンサーマイクもつなげることができます。
でもそんなに持っていないし、そもそも使いませんが(^ ^;

出力については、アナログ入力端子の左側に、LINE Output として
4つの1/4” TRS バランス出力端子が用意されています。
これには1~4の番号が振られています。

・インストゥルメント入力端子

前面にギターやベースを直接繋ぐことができる、インストゥルメント
入力端子が用意されています。

これは、一番右に位置している1番のMIC/LINE 入力端子と
切り替えて使用することになります。MIC/LINEの切替と同様に、
上面のINSTボタンで切り替えることができます。



・その他入出力端子、

ADAT オプティカル入出力端子と、S/PDIF デジタル入出力端子も
装備されています。

これらは、同時に使用することはできず、システム環境設定の
M-Audio FireWire を実行して、Hardwareタブの以下の設定画面
にて、どちらか一方を選択する必要があります。



デフォルトでは、S/PDIF が選択されているので、先程のLogic 側の
認識が以下のようになっていました。

8アナログ入力+S/PDIF のステレオ2系統入力で 10 Inputs
4アナログ出力+S/PDIF のステレオ2系統出力で 6 Outputs

ADAT オプティカル では、他のオーディオインターフェースと
繋ぐことで、最大8系統の入力、出力を受け渡しすることができます。

ですので、ADAT オプティカルを使用することで、以下のように
同時入出力を拡張することができます。

8アナログ入力+ADAT 8系統入力で 16 Inputs
4アナログ出力+ADAT 8系統出力で 12 Outputs

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一般的なミキサーですと、入力端子とフェーダーの物理的な配置は
対応していますが、ProjectMix I/O ではオーディオインターフェース
の1~8の入力端子と、位置的に対応するフェーダーとの関係性は
全くありません。

フェーダーなどのコントロールサーフィスはあくまでも、Logic を
コントロールするもの・・・というところがポイントです。

次回(3)では、Logicの入出力と、ProjectMix I/O の入出力との
関連付けを、システム環境設定の M-Audio FireWire での設定を
中心に整理していきたいと思います。

ではまた!